美しさは想いを伝える。KASHIKOの出発点|Beauty Has the Power to Carry Feelings — The Origin of KASHIKO

私たちKASHIKOがものづくりを通じて伝えたいこと。
それは、「美しさには、想いを伝える力がある」という信念です。

たとえば、手に取った瞬間にふと心がやわらぐ一枚の便箋。
誰かに贈られた風呂敷に、思わず笑顔がこぼれるひととき。
そんな些細だけれど深く残る瞬間には、目に見えない“想い”がそっと込められていると私たちは信じています。

 

KASHIKOは、九谷焼の作家とともに、アートを暮らしの中へ届けることを目指して生まれました。
それは、決して華やかで目立つものではありません。
けれども、静かに、そして確かに、人の心に残る──そんな“日常の中の美”をかたちにしていきたいと考えています。

 

▲金魚の風呂敷の原画です。陶版に描かれています。

私たちが手がけるのは、風呂敷や文房具、そして小さな器や贈り物。
そこにはすべて、作り手のまっすぐな情熱と、受け取る人へのやさしい配慮が込められています。

 

FUROSHIKI 金魚 絵/九谷焼色絵 柴田 有希佳

 

伝統工芸を未来へつなぐには、まず「使われること」が必要です。
私たちは、アートを“飾るもの”だけでなく、“日常の道具”として届けることで、
伝統と現代、作り手と使い手、文化と生活の橋渡しをしていきたいと願っています。

 

「美しさは、想いを運ぶ力になる」
それが、KASHIKOの出発点であり、これからも変わることのない私たちの原点です。

 

 

 

ブログに戻る